ある夜、キッチンの床をムカデが走っていた、という経験をした方は「なぜ家の中にムカデが入ってくるのか」という疑問と、「また出てきたらどうしよう」という不安の両方を抱えているのではないでしょうか。
ムカデが室内に現れる背景には、餌となる虫の存在・湿気・繁殖期の行動という3つの理由があります。
ムカデが家に侵入する理由と経路を整理し、庭の発生源を断つ外構対策から室内の侵入防止策、見つけた際の駆除手順、咬まれたときの応急処置まで順番にまとめています。
特に子どもやペットがいる家庭で「何から手をつければよいかわからない」という方は、屋外の発生源除去から始めるといいでしょう。
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家の中に出るムカデの正体|日本に多い2種類と活動時期
「ムカデ」と一口に言っても、日本の住宅に侵入してくる種類は主に2種類に絞られます。
どちらも咬まれると激しい痛みが生じますが、大きさや分布に違いがあります。
活動する季節が明確に決まっているため、時期を把握しておくことが対策の出発点になります。
トビズムカデとアオズムカデ、咬傷被害が多いのはどちら?
日本の住宅周辺でよく見られる種類は、トビズムカデとアオズムカデの2種類です。
- トビズムカデは体長が最大15cmに達し、茶褐色の胴体に橙色の頭部が特徴です
- アオズムカデは最大10cm程度で、青みがかった黒い胴体が目印です
人への咬傷被害が最も多く報告されているのはトビズムカデとみられています。
毒の成分にはヒスタミン・セロトニン・ホスホリパーゼA2などの神経毒が含まれています。
ハチ毒との交差反応性も指摘されています。(参考:KINCHO「ウルトラ害虫大百科」)
活動ピークは3月〜12月。6〜8月は特に注意が必要なわけ
ムカデは主に3月から12月にかけて活動し、6月から8月にかけて被害が最も増大するとされています。
夜行性のため、日中は石の下や落ち葉の中に潜んでいて、暗くなってから餌を求めて動き回ります。
夏場に被害が集中する理由のひとつが産卵です。5月から6月の梅雨時期に産卵し、1回に約50個の卵塊を産みます。
【活動・産卵カレンダー(目安)】
| 時期 | 状況 |
|---|---|
| 3月〜5月 | 越冬から覚醒・活動再開 |
| 5月〜6月 | 産卵期(梅雨入り前後)。1回約50個の卵塊 |
| 6月〜8月 | 孵化・被害が最多。室内侵入リスク最大 |
| 9月〜12月 | 活動継続。気温低下とともに減少 |
| 12月〜2月 | 越冬(活動が極めて低下) |
産卵後、約1か月で孵化し、孵化した個体は約3年かけて成虫になります。
寿命は約5年とされています。(参考:ダスキン「ムカデは卵を何個産む?産卵はどこで行う?」)
春から秋にかけて個体数が増えるサイクルがあるため、6月以降に室内でムカデを見かける頻度が上がるのは、このタイミングで孵化した若齢個体が動き始めるためと考えられます。
家の中にムカデが出る3つの理由
ムカデは目的もなく室内をさまよっているわけではありません。
屋内に入ってくる背景には、餌・環境・繁殖という明確な動機があります。
3つの理由を把握しておくと、「どこから手をつければよいか」が見えやすくなります。
理由1:ゴキブリ・コオロギなど”餌”になる虫が室内にいる
ムカデは肉食性で、ゴキブリ・コオロギ・クモ・ミミズなど生きた昆虫を主食としています。
室内にゴキブリやクモが多い環境は、ムカデにとって食料が確保しやすい場所です。
夜間、餌を求めて屋外から屋内へ移動する行動がムカデ侵入の最大の動機とされています。(参考:アース製薬「咬まれると直後に激痛!ムカデの侵入を予防する3つのポイント」)
ムカデを室内で見かけた場合、ムカデが来る前にゴキブリやクモがすでに室内にいる可能性が高いです。
ムカデだけを狙い打ちにした対策より、まず餌になる虫の駆除を優先するほうが根本的な解決に近づきます。
理由2:湿気が多くムカデが好む環境になっている
ムカデは高湿度の環境を好む生き物です。
浴室・洗面所・台所の水周り、押入れや床下など湿気がこもりやすい場所は、ムカデが好んで潜む条件を満たしています。
屋外でも、植木鉢の下・腐葉土・朽木の中など水分を保ちやすい場所に集まる習性があります。
こうした屋外の潜伏場所が家のすぐそばにある場合、そこから室内へ移動するルートが形成されやすくなります。(参考:KINCHO「ウルトラ害虫大百科」)
室内の湿気対策は、ムカデにとって居心地の悪い環境をつくる意味でも重要です。
理由3:繁殖期・大雨でムカデが住処から外に出てくる
梅雨から夏にかけての繁殖期には、交尾相手を探すためにムカデが広い範囲を移動するとされています。
この時期に屋内侵入が増えるのは、産卵・孵化による個体数の増加だけでなく、行動範囲が拡大することも一因とみられています。
大雨が降った後にムカデを室内で見かけるケースも報告されています。
雨水で屋外の住処(落ち葉の下・石の隙間など)が水没し、逃げ場を失ったムカデが屋内に入り込むためと考えられます。(参考:アース製薬「咬まれると直後に激痛!ムカデの侵入を予防する3つのポイント」)
ムカデが入ってくる5か所の侵入経路
ムカデは数ミリの隙間があれば侵入できるとされています。
「窓も玄関もきちんと閉めているのに」と思っていても、普段は気にしない小さな経路から入ってくることがあります。
室内で見かけた際は、以下の5か所を点検するとよいでしょう。
エアコンのダクト・配管の隙間
エアコンの室外機から室内へつながる配管(スリムダクト)は、壁を貫通する穴を通っています。
この貫通部の隙間がパテやカバーで完全に塞がれていない場合、ムカデの侵入口になりやすいです。
特に設置から年数が経っているエアコンや、引越し後に手をつけていない配管周りは確認をおすすめします。
窓・網戸のサッシや破れ目
窓サッシのレール部分にある小さな隙間もムカデの侵入経路になります。
網戸の破れ目も同様に見落としやすい侵入口のひとつです。(参考:ダスキン「ムカデに咬まれたらどうする?」)
幼体ムカデは網戸の目を通り抜けられる可能性があるとされています。
網戸の劣化・破れは見落としがちなため、年に1回程度の点検が望ましいです。
排水口・床下の配管周り
浴室・洗面所・台所の排水口は、排水管を通じて床下や外部とつながっています。
排水トラップが機能していても、配管周りに隙間がある場合はムカデが上がってくる経路になりえます。
床下点検口が設けられている住宅では、床下の配管貫通部の状態も確認できると安心です。
玄関ドアの隙間・郵便口
玄関ドアの下部とフローリングの間にわずかな隙間がある場合、夜間にムカデが通り抜けることがあります。
郵便口(ドアポスト)は扉を閉じた状態でも完全密封ではないことが多く、小型のムカデには通過できる隙間が生じやすいです。
壁のひび割れ・基礎の隙間
外壁や基礎コンクリートのひび割れは、ムカデが通過できる数ミリ単位の隙間になりえます。
基礎と外壁の接合部分、給排水管が基礎を貫通する部分も確認が必要な箇所です。
こうした構造的な隙間はコーキング材で塞ぐことができますが、外壁のひび割れが広い範囲にわたる場合は業者への相談が現実的です。
庭・外構の発生源を断つ|室内より先に屋外を見直す
室内の侵入対策を施しても、家の周囲にムカデの住処と餌場が残っている限り、個体数は増え続けます。
室内より先に屋外の発生源を確認することが、侵入対策の土台になります。
玄関・窓の周辺5メートル以内の環境を見直すことから始めるとよいでしょう。
落ち葉・石・植木鉢の下がムカデの住処になっていないか確認する
ムカデが屋外で好んで潜む場所は、落ち葉の下・石やブロックの隙間・植木鉢の下・朽木の中です。
これらは暗く湿気がこもりやすく、餌になる虫も集まる条件が揃っています。(参考:KINCHO「ウルトラ害虫大百科」)
庭に置いたままの植木鉢・石・古いブロックは定期的に移動させて、ムカデが定住しにくい環境にするとよいでしょう。
落ち葉は溜めずこまめに処分し、地面との隙間をなくすことが発生源の削減につながります。
ウッドデッキ・朽木・腐葉土はムカデの繁殖スポット
経年劣化が進んだウッドデッキや庭に放置された朽木は、ムカデの産卵・越冬場所になりやすいです。
腐葉土を使った家庭菜園・花壇も、湿気と餌(ミミズなど)が集中する環境のため、ムカデが繁殖しやすい条件を満たしています。
腐葉土を使用する場合は、家の基礎から50cm以上離した場所に設置し、使用後はシートなどでカバーして湿気を管理するとよいでしょう。
庭のゴキブリ・ミミズを減らすことがムカデ侵入の根本対策になる
ムカデは肉食性のため、庭にゴキブリ・コオロギ・ミミズが多い環境では個体数が増えやすいとみられています。
生ゴミを庭に埋める習慣がある場合、ミミズが増えてムカデを呼び寄せる原因になることがあります。
ゴキブリ用の毒エサ剤を庭の隅に設置してゴキブリを減らすことが、間接的にムカデの侵入頻度を下げる対策になります。
室内でできるムカデ侵入対策5つ
屋外の発生源を整理したうえで、室内の侵入経路を塞ぐ作業に移ります。
以下の5つは大きな費用をかけずに実施できる対策です。
優先度は「侵入経路を塞ぐ→湿気を取る→餌になる虫を駆除する→忌避剤を使う」の順が合理的です。
対策1:侵入経路をコーキング・防虫テープで塞ぐ
エアコン配管周りの隙間・窓サッシの破損・壁の小さなひび割れは、市販のコーキング材(シリコンシーラント)で塞ぐことができます。
玄関ドア下部の隙間には、ドア底部に貼り付けるドアスイープ(すき間テープ)が対応しています。ホームセンターで入手できます。
排水口は目の細かいネットカバーを取り付けることで、大型のムカデの侵入を防ぎやすくなります。
対策2:湿気をためない(浴室・洗面所・押入れの換気)
浴室は使用後に換気扇を2〜3時間稼動させ、床や壁の水分を乾燥させるとよいでしょう。
押入れや収納スペースは、定期的に扉を開けて空気を入れ替える習慣をつけることで、湿気の蓄積を抑えられます。
床下の換気が悪い古い住宅では、床下調湿剤を設置することも選択肢のひとつです。
対策3:ゴキブリ・クモ・コオロギを先に駆除する
ムカデの主な侵入動機が「餌」であることを踏まえると、ゴキブリ・クモ・コオロギを室内で見かけたら優先的に駆除することがムカデ対策にもなります。
ゴキブリ駆除には毒エサ(ゲル剤)タイプが食器棚周りでも使いやすいです。
クモは定期的な掃除機がけで卵のう(卵嚢)ごと除去できます。
対策4:ムカデ専用忌避剤・毒エサを配置する
市販のムカデ専用忌避スプレーは、窓枠・ドア周辺・排水口近くに吹き付けておくことでムカデが通過しにくくする効果が期待できます。
毒エサ(粒剤)タイプは屋外の壁際・庭の隅に置くことで、家に近づいたムカデに対して効果が出るとされています。
効果の持続期間は製品によって異なるため、定期的な補充が必要です。
対策5:くん煙剤で室内のムカデをリセットする
すでに室内にムカデが侵入している可能性がある場合、くん煙剤(バルサン等)を使うことで床下・押入れなど目の届かない場所に潜むムカデを駆除できることがあります。
くん煙剤の使用前は食器・食品の養生が必要です。
使用後は十分に換気してから室内に入るようにするとよいでしょう。
子ども・ペットがいる家庭の安全な対策法
小さな子どもや犬・猫がいる家庭では、殺虫剤や忌避剤の使用に慎重になるでしょう。
製品ラベルを確認したうえで使うこと、あるいは使用場所を分けることで安全性を確保しやすくなります。
殺虫剤・忌避剤を使う前に確認すべき表示と注意点
市販のムカデ用殺虫剤・忌避剤には、乳幼児・ペットへの使用制限や使用後の入室時間が表示されています。
くん煙剤はペットが室内にいる状態では使用できないものが多く、魚類・爬虫類・観賞魚への影響が特に強い製品があります。
使用前に対応ペットの記載を確認するとよいでしょう。
粒剤の毒エサは乳幼児が口に入れないよう、置き場所をキッチン下・玄関外など手の届かない場所に限定することをおすすめします。
天然成分系(ヒノキ・ハッカ油)の忌避効果と限界
ヒノキのウッドチップやハッカ油(スペアミント系)にムカデへの忌避効果があるとする情報があります。
ただし、天然成分の忌避効果については科学的な効力試験データが少なく、有効濃度や持続時間の根拠が不明確なものが多いです。
補助的な使用にとどめ、主要な侵入経路を物理的に塞ぐ対策と組み合わせて使うのが現実的です。
賃貸住宅でムカデが出たら?自分でできる範囲と管理会社に相談するケース
賃貸マンション・アパートでムカデが出た場合、対策の「どこまで自分でやってよいか」が曖昧になることがあります。
建物の構造に関わる作業については管理会社・大家への確認が必要です。
入居者が自分でできる対策の範囲
市販の忌避スプレーや毒エサの設置、排水口へのネットカバー取り付け、換気による湿気管理は入居者が自分で実施できる範囲です。
窓の網戸が破れている場合、網戸専用の補修テープでの応急処置も自分でできます。
管理会社・大家に相談すべきケース
壁のひび割れ・基礎の隙間・配管貫通部の不具合など、建物の構造に起因する侵入経路の修繕は管理会社の対応範囲とみられます。
同じ棟の複数部屋でムカデが発生している場合や、床下・壁内からムカデが出てくると考えられる場合は、管理会社を通じた専門業者による調査が適切です。
「自分の部屋だけの問題ではない」と思われる場合は、早めに管理会社へ状況を伝えることが解決への近道になります。
見つけたムカデの正しい駆除方法
室内でムカデを発見したとき、焦って素手で触るのは危険です。咬まれると激しい痛みが生じます。
冷静に、以下の方法で対処することをおすすめします。
殺虫剤を使う方法
ムカデに直接スプレーできるタイプの殺虫剤が最も手軽です。
市販のムカデ用エアゾールは脚に向けてスプレーすると動きを封じやすいです。
全身にスプレーしても即死しないことがあるため、動かなくなった後も確実に処理するまで油断は禁物です。
熱湯・直接捕獲で仕留める方法
熱湯をかけることでムカデを仕留める方法があります。
床材や周囲への影響が少ない場所(浴室など)であれば使いやすい方法です。
直接捕獲する場合は、ゴム手袋を着用したうえでトングや割り箸を使い、ビニール袋に入れて口を縛ってから廃棄するとよいでしょう。
素手での捕獲は咬まれるリスクがあるため、避けることをおすすめします。
頭を叩くだけでは死なない理由と確実な処理方法
ムカデの神経系は頭部だけでなく胴部にも分散しているとみられており、頭部を叩いただけでは胴部が動き続けることがあります。
確実に処理するには、全体に殺虫剤をスプレーした後、動かなくなったことを確認してからビニール袋に入れる方法が安全とみられます。
ムカデに咬まれたときの応急処置と受診の目安
ムカデに咬まれた場合、まず落ち着いて以下の順序で対処することが重要です。
不適切な処置(絞り出す・氷で冷やすなど)は症状を悪化させる可能性があるとされています。
まず流水で十分洗浄→ステロイド外用薬を塗る
咬まれた直後は患部を流水で十分に洗浄するとよいでしょう。石けんを使って洗い流すことが推奨されています。
その後、ステロイド外用薬を塗布します。
中学生以上にはストロングランクのステロイド外用薬が適しているとされており、幼児から小学生にはマイルドランクが適切とみられています。(参考:田辺ファーマ「ムカデに咬まれたらどうすれば?」)
毒を絞り出そうとする行為や患部を口で吸い出す行為は推奨されておらず、組織を傷める可能性があります。
温熱療法については情報源によって見解が分かれている
「43〜45℃のお湯に患部を浸す」温熱療法については、医療機関の間でも見解が分かれています。
因島総合病院のウェブサイトでは「43〜45℃のお湯に浸すと痛みが緩和する」と紹介しています。
一方、福岡県薬剤師会は「科学的根拠が乏しく推奨しない」とする見解を示しています。(参考:因島総合病院「Vol.29 ムカデに咬まれたら」・福岡県薬剤師会)
統一した医学的コンセンサスが確立されていないため、温熱療法の実施については医師への確認をおすすめします。
こんな症状が出たらすぐ受診(アナフィラキシーのリスク)
ムカデに咬まれた直後の局所症状は激しい痛みと患部の腫れで、痛みが8時間続く場合もあります。
まれに発熱・めまい・頭痛・嘔吐・心悸亢進などの全身症状が起こることがあります。(参考:ダスキン「ムカデに咬まれたらどうする?」)
特に注意が必要なのが2回目以降の咬傷です。
ムカデに複数回咬まれた経験がある方は、アナフィラキシー(即時型アレルギー反応)が起こりやすいとされています。
初回であっても、まれにアナフィラキシーが起こる可能性があります。(参考:福岡県薬剤師会)
ムカデに咬まれて死亡した例は報告されていませんが、アナフィラキシーショックは速やかな医療対応が必要な状態です。
上記の症状が出た場合は迷わず救急を呼ぶことをおすすめします。(参考:因島総合病院「Vol.29 ムカデに咬まれたら」)
ムカデが頻繁に出るなら駆除業者に相談をする
侵入経路の封鎖・屋外の発生源除去・忌避剤の使用を試みても、繰り返しムカデが室内に現れる場合は、家の構造上の隙間や床下への定住が原因とみられます。
個人では把握が難しい経路に問題がある可能性があり、専門業者による現地調査が必要です。
ムカデ駆除におすすめの駆除業社を3社紹介します。
1:害虫駆除110番

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【FAQ】ムカデが家に出るトラブルでよくある質問
ムカデの侵入に関してよく寄せられる質問をまとめました。
Q:マンション高層階でもムカデは出ますか?
高層階でムカデが出るケースは低層階より少ないとみられていますが、ゼロではありません。
エレベーター・配管・郵便物など人の動線を通じて持ち込まれる可能性があります。
また、外廊下を伝って上階に移動するケースも報告されています。
Q:ムカデは殺すと仲間が集まると聞きましたが本当ですか?
ムカデが殺された際の体液やフェロモンが仲間を引き寄せるという話が広まっていますが、現時点でこれを裏付ける科学的な根拠は確認されていません。
ただし、ムカデを屋外に捨てずに室内で潰した場合、体液が腐敗してゴキブリ等の餌になる可能性はあります。
処理後は袋に入れて密閉廃棄するとよいでしょう。
Q:ムカデが出る家の特徴はありますか?
ムカデが出やすい家には共通する傾向があります。
床下の通気が悪く湿気がこもりやすい、庭に落ち葉や石が多い、室内にゴキブリやクモが出る、配管周りに隙間があるといった条件が重なっている住宅です。
木造一戸建て・築年数が経った住宅・山や田んぼに近い立地では特に注意が必要とみられます。
Q:冬になればムカデは出なくなりますか?
ムカデの活動は気温低下とともに落ち着き、真冬には室内での目撃頻度が大幅に下がります。
ただし、完全に活動停止するわけではなく、暖房で温められた室内や床下で越冬するケースがあります。
冬に対策を怠ると翌春に再び大量発生しやすいため、12月〜2月の間に侵入経路の封鎖・屋外の発生源除去を済ませておくとよいでしょう。
まとめ
家の中にムカデが出る理由は、大きく「餌になる虫(ゴキブリ・コオロギ等)の存在」「湿気の多い環境」「繁殖期・大雨による移動」の3つです。
ムカデだけを狙い打ちにしても根本的な解決にはなりにくく、屋外の発生源除去と侵入経路の封鎖を組み合わせることが長期的な再発防止につながります。
自分での対策を試みても繰り返しムカデが出る場合は、床下や壁内に潜伏している可能性があります。
害虫駆除業者への無料相談を利用することで、個人では把握しにくい侵入経路の特定から施工・再発防止まで一括して対応してもらえます。
ムカデが頻繁に出る場合は、専門業者に一度相談してみることをおすすめします。
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