飲食店でネズミが出ても、見ただけなら保健所へ報告する法的な義務はありません。ただし、触れた食材の仕分けと駆除の記録は当日から必要です。
この記事では、飲食店でネズミが出た日にやる4つのことと、保健所へ連絡が必要になる場面を紹介。
さらに、飲食店が営業停止になる条件と日数の目安、年末の繁忙期前に業者へ頼む目安、テナントの店がビルの管理者に頼めることまで紹介します。
※各社のスペックはいずれも2026年10月時点で公式サイトに掲載されている内容です。
飲食店のネズミ駆除のおすすめ業者
飲食店でネズミが出たら当日やる4つのこと
飲食店でネズミが出た日は、記録を残し、食材を分け、汚れを拭いてから、粘着シートで数を確かめる順に片付けていくと抜けがありません。
どれも業者が来る前に、店のスタッフだけで閉店後に片付けられる作業です。
- ネズミを見た場所と時間、糞の位置を写真とメモで残す
- ネズミが触れたかもしれない食材と器具を、使うものと分ける
- 糞と通り道を、湿らせてから拭き取って消毒する
- 閉店後に粘着シートを並べ、翌朝に掛かった数を見る
記録から順に進めておけば、業者や保健所に状況を聞かれたときも、写真とメモを見せながら答えられます。
手順1:ネズミを見た場所と時間を写真で残す
ネズミを見た場所と時間は、スマートフォンで写真を撮り、日付つきのメモにして残しておきましょう。
糞が落ちていたら、定規を横に置いて長さが分かるように撮っておくと、業者がネズミの種類を見分ける手がかりになります。
写真とメモは、見積もりを頼むときの説明にも、あとで書く衛生管理の記録にも、そのまま使えます。
手順2:ネズミが触れた食材は使わずに分ける
かじり跡や糞が付いた食材は、料理に使わずに分けて処分しましょう。
判断に迷う食材と器具は、置いてあった状態ごとに次の表で分けるといいでしょう。
| 置いてあった状態 | 扱いの目安 |
|---|---|
| 袋や箱にかじり跡・穴・糞がある | 中身ごと使わずに処分する |
| 開封済みで、蓋のない容器や袋のまま置いていた | ネズミが触れていないと言い切れなければ使わない |
| 蓋付きの容器や冷蔵庫の中にあり、容器に跡がない | 容器の外側を拭いてから使う |
| 調理台・まな板・食器・調理器具 | 洗剤で洗ってから消毒する |
処分した食材の量と金額のメモは、駆除にかかる費用と並べたときに、どこまで手を打つかを考える材料になります。
手順3:糞と通り道は湿らせてから拭き取る
ネズミの糞と通り道は、ほうきや掃除機を使わず、湿らせてから拭き取るのが安全です。
大阪府の資料によると、ネズミの糞や尿で汚れた場所は、ほこりを巻き上げる掃除機やほうきを使わずに、漂白剤で十分に湿らせます。
湿らせた汚れはペーパータオルなどで拭き取り、ごみ袋に入れて捨てる手順です。(参考:大阪府「ハンタウイルス感染症」)
作業するスタッフは、マスクと使い捨ての手袋を着けてから床に触れるようにしてください。
調理台のまわりを拭く消毒には、健栄製薬の消毒用エタノールAのような医薬部外品のアルコールを、ペーパータオルに含ませて使うのがおすすめです。
手順4:閉店後に粘着シートを並べて数を確かめる
店にネズミが何匹いそうかは、閉店後に粘着シートを壁際へ並べ、翌朝に掛かった数と新しい糞で確かめるのが判断基準です。
厨房の床は水と油で濡れやすいので、耐水タイプの業務用粘着シートなら、床掃除の水が掛かっても粘着が落ちにくくなります。
粘着シートを3日置いても1匹も掛からない場合は、置き方とネズミの種類を見直すと次の手が見つかります。
営業中にネズミが出たら店を閉めるべき?
営業中にネズミが出ても、それだけで店を閉めるよう定めた法律はないので、見た場所によってその日の対応を変えるのが現実的です。
食品衛生法が禁じているのは汚れた食品を出すことなので、ネズミが触れた料理や食材を客に出さないことが最優先です。
見た場所ごとの対応は、次の表を目安にするといいでしょう。
| 見た状況 | その日の対応の目安 |
|---|---|
| 客席を走り、客が見た | その席の料理と取り皿を下げて作り直し、閉店後に客席の壁際と床を確かめる |
| 厨房の床を走った | 出ていた食材と調理台を確かめ、触れた可能性のあるものは使わない |
| 食材の袋にかじり跡や糞があった | その棚の食材をすべて出して仕分け、棚を拭いてから戻す |
| 糞だけが落ちていた | 糞を拭き取り、閉店後に粘着シートを置いて数を確かめる |
客の前で出た場合は、料理を作り直して謝ったあと、その日のうちに業者へ現地調査を申し込んでおくと、次に客から聞かれたときに対応を説明できます。
客の前でゴキブリが出た場合は、苦情から保健所の立入調査になることがあるので、そのとき見られる記録も確かめておきましょう。
飲食店でネズミが出たら保健所に報告する?
飲食店でネズミを見ただけなら、保健所へ報告する法的な義務はありません。
ただし、客から保健所へ苦情が入ると立入調査があり、そのときに駆除の記録を見られることがあります。
健康被害や異物混入なら保健所に伝える
客が料理を食べて体調を崩した、料理にネズミの毛や糞が混じっていた、という情報を得たときは、保健所に伝えましょう。
異味や異臭、異物の混入など、健康被害につながるおそれが否定できない情報も同じ扱いで、どちらも「努めること」という努力義務の書き方です。
ネズミを見ただけの段階はこの条文の対象に書かれていないので、店の判断で駆除を先に進めて構いません。
客の苦情で保健所が立入調査に来る
客が保健所へ「店でネズミを見た」と伝えると、保健所が店に来て事実を確かめ、必要に応じて指導する流れです。
たとえば港区の区民の声への回答によると、みなと保健所は異物混入があった飲食店に立入調査をしています。
立入調査では、業者による害虫駆除は確認できたものの、実施記録は残されていませんでした。(参考:港区「飲食店での異物の混入について」)
保健所はその店に、厨房内の害虫駆除を徹底し、実施記録を残すよう指導しました。
業者からもらった報告書をファイルにまとめておけば、立入調査で駆除の状況を聞かれても、その場で日付と作業内容を見せられます。
保健所は店のネズミを駆除しない
保健所は相談と指導はしてくれますが、店のネズミを駆除したり薬剤を配ったりはしません。
大阪市の案内によると、ネズミの駆除は土地の所有者か管理者が自らの責任で行うもので、市は薬剤の配布も駆除もしていません。(参考:大阪市「衛生害虫等に関する相談について」)
駆除まで進めたいなら、保健所への相談と並行して、業者に現地調査を頼む段取りを先に始めておくほうが早く片付きます。
害虫や害獣ごとに、どこへ相談すれば駆除まで進むかの窓口の違いを押さえておくと、電話をかけ直す手間が減ります。
飲食店のネズミで営業停止になる条件
飲食店の営業停止は、ネズミが出たこと自体ではなく、食品衛生法に違反したときに都道府県知事などが出す処分です。
第51条の衛生管理の基準には「ねずみ及び昆虫の駆除」が含まれているので、駆除をしないまま放っておくと処分の理由になる可能性があります。(参考:厚生労働省「食品衛生法」)
年2回の駆除と記録の保存が基準
飲食店のネズミ対策は、年2回以上の駆除と、その記録を1年間残すことが基準です。
発生場所や侵入経路を定期に調べ、その結果に応じた対策をとるなら、店の状況に合わせた頻度で行っても構いません。
業者に頼んだ今回の駆除の報告書は、日付と作業内容が書いてあれば、そのまま1回分の記録になります。
年2回の駆除を定期契約で回すときの月額と解約の条件は、以下の記事にまとめています。
営業停止の日数は1〜5日が目安
営業停止の日数は自治体の基準で決まり、たとえば千葉市の要領では1〜5日の範囲です。
同じ要領は、違反の原因を突き止めて取り除くまでの日数や、施設の改善にかかる日数を考えて停止の期間を決めるとしています。
営業停止の処分に従わずに営業を続けると、3年以下の拘禁刑または300万円以下の罰金の対象になる可能性もあります。
飲食店のネズミを放置すると客と設備を失う
飲食店のネズミを放っておくと、来なくなる客と、食中毒や配線の火災による損失が広がります。
ネズミを見た客の36%は二度と来なかった
店でネズミを見た客の3人に1人以上は、その店に二度と行かなかったと答えています。
33人のうち27人が「不快に思った」と答え、12人(36.4%)は「その店に二度と行かなかった」と答えています。(参考:東京都保健医療局「東京都ねずみ防除指針 被害の実態」)
糞からの食中毒とかじられた配線の火災
ネズミの糞が食材や調理器具に付くと、サルモネラ菌による食中毒の原因になります。
東京都の資料は、ビル内のレストランで起きるサルモネラ菌の食中毒を、ねずみの糞に出た菌が食材や調理器具を汚す経路で説明しています。
1936年に浜松市で起きた大福餅の食中毒では、発病者が2,201名、死者が45名にのぼりました。
出火した場所は、台所と飲食店舗内が13件ずつ、飲食店の調理場が10件でした。
飲食店のネズミ対策で自分でできる範囲
飲食店で自分でできるネズミ対策は、食材をしまうこと、小さな穴を仮に塞ぐこと、粘着シートで数を確かめることまでです。
天井裏や壁の中に巣がある場合は、店のスタッフでは侵入口を見つけきれないので、業者に任せる前提で考えておくと迷いません。
食材は蓋付きの容器で床と壁から離す
店の食材は、蓋付きの容器に入れて、床と壁から離した棚にしまいましょう。
東京都の資料も、飲食店は夜間に食材を保管庫へ入れて入口を閉め、厨房の床の隅まで掃除し、閉店後は厨房を片付けてから帰るよう勧めています。(参考:東京都保健医療局「ねずみ防除指針 窓口対応の実践例」)
段ボールのまま床に置いた野菜や米袋は、閉店前に容器か棚の上へ移しておくといいでしょう。
1cm前後の穴は金だわしとパテで仮に塞ぐ
厨房の配管まわりの穴は、クマネズミが1.25cm程度のすき間でも通り抜けるので、金だわしを詰めてから上にパテを盛って仮に塞いでおきましょう。
金だわしには、キッチン用のステンレスたわしを小さく丸めて使うと手軽です。
上から盛るパテは、ネズミが嫌がる成分を入れたチューレスねずばんパテのような、ネズミよけ用が向いています。
ネズミの侵入口を業者に塞いでもらう費用は、見積書の1か所ごとの金額と工法を見れば確かめられます。
3日続けて掛かるなら業者に任せる
次の3つのどれかが続くなら、自分での対策を切り上げて業者に任せる時期です。
- 粘着シートに3日続けてネズミが掛かる
- 拭き取ったあとも、毎朝同じ場所に新しい糞が落ちている
- 天井や壁の中から、夜に走る音が聞こえる
たとえば台東区の資料によると、トラップや殺そ剤による防除は一時的な効果しか得られず、侵入口や住みやすい環境を改善しない限り、ねずみはまた増えていきます。(参考:台東区「ねずみの防除」)
厨房で殺そ剤を使うと食品を汚すおそれがあるので、置く場所と量は業者と相談して決めたほうが安全でしょう。
飲食店のネズミ駆除を業者に頼む目安と費用
飲食店のネズミ駆除は、出たその週のうちに業者へ現地調査を頼み、年末の繁忙期より前に侵入口まで塞いでおくのがおすすめです。
10〜11月に増えるので年末前に頼む
ネズミの相談は寒くなる10〜11月ごろから増えるので、忘年会の予約が埋まる前に駆除を終えておくと安心です。
たとえば大阪市は、12月から2月を「ネズミ防除強調期間」として、市内一斉のネズミの防除を進めています。(参考:大阪市「12月から2月は「ネズミ防除強調期間」です。」)
店舗のネズミ駆除費用は2万円台から
飲食店のネズミ駆除の費用は、店舗向けに公開されている料金で2万円台からが下限です。
毎月の点検まで任せる管理契約では、10坪の店で初回の着工料23,100円から、年間の定期管理料44,000円からという料金表もあります。(参考:大洋防疫研究所「料金案内」)
見積書の金額がこれを大きく上回るときは、侵入口の封鎖工事が別の行で足されていないかを明細で確かめると、金額の理由が見えてくるでしょう。
飲食店に対応するネズミ駆除業者の料金と受付時間は、以下の記事で業者ごとに比べています。
駆除の報告書を衛生管理の記録にする
業者に駆除を頼んだら、作業日と作業内容、捕獲数を書いた報告書をもらい、衛生管理の記録と一緒に1年以上保管しましょう。
厚生労働省の解説は、ねずみの駆除を外部に任せる場合、建築物ねずみ昆虫等防除業の登録を受けた事業者など、専門知識のある事業者を選ぶよう求めています。(参考:厚生労働省「衛生管理の基準の解説」)
報告書に次の3つが書かれていると、衛生管理の記録としてそのまま使えます。
- 作業した日付と時間
- 捕獲した数と、粘着シートや毒餌を置いた場所
- 塞いだ侵入口の場所と工法
報告書を訪問のたびに出してもらえるかは、申し込みの電話で確かめておくと記録づくりの手間が省けます。
閉店後に現地調査へ来てもらう
飲食店のネズミの現地調査は、閉店後や定休日に来てもらえる業者に申し込むと、営業を止めずに厨房の奥まで見てもらえます。
現地調査と見積もりを無料と明記している業者なら、金額を見てから断っても費用はかかりません。
調査の日には、次の3つを写真を見せながら説明してもらうといいでしょう。
- 侵入口の場所と数
- 侵入口を塞ぐ工法と、その金額
- 何回目の訪問まで料金に入っているか
飲食店のネズミ駆除におすすめの業者3選
店のネズミを相談するなら、申し込みの建物の種類に店舗があり、現地調査と見積もりを無料と明記している業者が候補になります。
対応エリアと受付時間は会社ごとに違うので、店の所在地と閉店後の時間帯に合うかを、表の欄で先に確かめておきましょう。
ネズミを1匹見ただけで新しい糞も出ていない段階なら、粘着シートで3日確かめてから業者を呼ぶかどうかを決めても遅くはないでしょう。
1:街角害獣駆除相談所

| 内容 | |
|---|---|
| 料金 | 11,000円〜 |
| 見積もり 現地調査 |
無料 |
| 対応時間 | 8:00〜20:00 |
| 最短対応 | 最短30分 |
| 対応エリア | ・関東(東京・神奈川・千葉・埼玉) ・東海(愛知・岐阜・三重) ・北陸(石川・富山・福井) ・関西(大阪・兵庫・奈良・京都) |
| 保証 | 最長5年間 |
| 運営 | トラベルブック株式会社 |
街角害獣駆除相談所は、駆除実績80,000件以上を持つ害獣駆除の相談窓口です。
ネズミ・ハクビシン・イタチ・アライグマの駆除に対応し、現地調査と見積もりは無料です。
他社より1円でも高ければ料金の相談ができるため、相見積もりで費用を比較して、できるだけ安く依頼したい方に向いています。
顧客満足度は99%と高く、「どの業者に頼めばいいか分からない」という場合は、まず無料見積もりで費用感を確認してから判断することをおすすめします。
街角害獣駆除相談所がおすすめの人
- 80,000件以上の実績がある窓口に安心して相談したい人
- 相見積もりで少しでも安く害獣駆除を依頼したい人
- 定期点検などのアフターサービスも希望する人
顧客満足度99%
2:駆除ザウルス

| 内容 | |
|---|---|
| 料金 | 要見積もり ※最短60秒の見積もりシミュレーションあり |
| 見積もり 現地調査 |
完全無料 ※見積もり後のキャンセルも0円 |
| 対応時間 | 24時間365日 |
| 最短対応 | 最短当日(土日・祝日も対応) |
| 対応エリア | 全国 |
| 保証 | 最長5年 |
| 運営 | 株式会社コーテッツ ※AAAメンテナンス株式会社・中部ホームプロテクト株式会社との共同運営 |
駆除ザウルスは、創業21年・累計40,000件以上の相談実績を持つ害獣・害虫駆除の専門業者です。
現地調査と見積もりは完全無料で、見積もり後にキャンセルしても料金はかかりません。24時間365日受け付けており、最短当日で駆けつけます。
完全自社施工で仲介手数料がかからない分、料金を抑えやすい仕組みになっています。施工後は最長5年間の保証がつき、保証期間内に再発した場合は追加費用なしで対応します。
テレビ番組への出演実績も多数あり、Googleクチコミでは星4.8の高評価を得ています。「実績と評判の両方で選びたい」という場合は、まず無料の現地調査を依頼して見積もり内容を確認することをおすすめします。
駆除ザウルスがおすすめの人
- 累計40,000件以上の実績がある業者に安心して任せたい人
- Googleクチコミの評判を重視して業者を選びたい人
- 最長5年保証で再発防止まで求める人
3:害獣駆除屋

| 詳細 | |
|---|---|
| 料金 | 16,500円〜 |
| 見積もり・現地調査 | 無料 ※施工依頼前のキャンセル料なし |
| 対応時間 | 24時間365日 |
| 最短対応 | 最短5分で現場到着 |
| 対応エリア | 全国 |
| 保証 | — |
| 運営 | 株式会社アシスト |
害獣駆除屋は、年間10,000件以上の駆除に対応する全国対応の相談窓口です。
公式サイトでは対応害獣としてネズミ・アライグマ・コウモリ・イタチ・ハクビシン・モグラを明記しています。
全国各地域の駆除業者を紹介する窓口型のサービスで、現地見積もり・出張料金は0円、施工依頼前ならキャンセル料もかかりません。
24時間365日受け付けており、最短5分で現場に到着できる体制を掲げています。
各種特殊機材を豊富に常備しているだけでなく、熟練の加盟スタッフが多数いるため、駆除から再発防止まで徹底して対応可能です。
害獣駆除屋がおすすめの人
- 深夜・早朝でもすぐに相談したい人
- 地方在住で対応してくれる業者が見つからない人
- 出張費やキャンセル料をかけずに見積もりだけ取りたい人
【FAQ】飲食店でネズミが出たときによくある質問
Q:テナントの飲食店でネズミが出たら誰に伝える?
テナントの飲食店でネズミが出たら、店で駆除を頼む前に、ビルの管理会社やオーナーへ伝えましょう。
東京都の資料は、テナントが個々に駆除しても十分な効果は上がらないとして、ビル全体での防除を勧めています。
具体的な役割分担は、ビル本体の防そ工事を所有者が行い、テナントはごみや食品の扱いのルールを守る形です。(参考:東京都保健医療局「行政担当者のためのねずみについてよくある質問&回答集」)
Q:営業しながらネズミ駆除はできる?
ネズミ駆除の作業は、客と食材が厨房にない閉店後や定休日に頼むと、食材の片付けが少なくて済みます。
夜間の作業を受けていない業者もあるので、作業できる時間帯は申し込みの時点で確かめておくと安心です。
Q:ネズミの糞の大きさで種類は分かる?
ネズミの種類は、糞の長さでおおよその見当がつきます。
クマネズミは壁の中や天井裏など高い場所に住むので、厨房の棚の上や配線の近くで細長い糞を見つけたら、天井裏まで調べてもらうといいでしょう。
糞のほかにかじり跡や壁の黒い跡の高さを見ると、ネズミの種類と巣のある場所を絞り込めます。
Q:ネズミが1匹だけなら様子を見てもいい?
ネズミが1匹しか見えなくても、毎朝新しい糞が落ちるなら様子を見ずに数を確かめたほうが安全です。
粘着シートを3日置いて1匹も掛からず、新しい糞も出なければ、通りがかりの1匹だった可能性があります。
天井裏の足音がする家や店で、自分で毒餌を置いて減らす手順は、以下の記事で紹介しています。
まとめ|飲食店のネズミは食材の仕分けと記録から
飲食店でネズミが出ても、見ただけで保健所へ報告する義務はないので、食材の仕分けと駆除の記録を先に整えるのが判断基準です。
今日の閉店後は、ネズミを見た場所の写真を撮り、触れた食材を分けてから、壁際に粘着シートを並べておきましょう。
3日続けて掛かるか、毎朝新しい糞が落ちるなら、現地調査と見積もりが無料のネズミ駆除業者に、年末の繁忙期の前に一度見てもらうのがおすすめです。













